この半年間、2年生の生徒たちが地域の未来について深く考え、行動に移してきた探究学習がついに最終日を迎えました。本日は、地域商店街の活性化をテーマにしたプロジェクトの最終プレゼンテーションが行われました。
困りごとを解決する、アイデア満載の発表
生徒たちは、地域住民や商店の方々へのヒアリングを通して見つけた「困りごと」を解決するため、各グループがパワーポイントを駆使して熱いプランを発表しました。
発表内容は実に様々でした。高齢者の移動を助けるためのサービス提案、空き店舗を活用した若者向け交流スペースの創設など、どれも地域課題に切り込んだ具体的なアイデアばかりです。
生徒たちの視点はどこに?
多くのグループでは、生徒たちが以下のような実現可能性を考えてくれていました。
- 収支計画:このプランでどれだけの利益が見込めるのか。
- メリット、デメリット:成功した時の利点と、失敗した時のリスクは何か。
- 対象設定:プランの恩恵を受けるのは、どこの誰なのか。
といった、ビジネスや行政の視点を取り入れた分析をしていました。地域の方々の「困りごと」を自分事として捉えていることが素晴らしいと感じました。
将来につながる「視点」
この探究学習で生徒たちが学んだことは、地域活性化の知識だけではありません。それは、「人々の困りごとを解決する」という、社会人として最も大切な視点です。
この経験は、将来どんな職業に就くとしても必ず役に立つ財産となります。この日の学びと情熱を忘れず、今後の学校生活や人生の中で、常に周りの人や社会のニーズに目を向けて生活してくれることを期待しています。
半年間の学習、本当にお疲れ様でした!そして、ご協力いただいた地域の方々、先生方に心より感謝申し上げます。



